のんびらあと

ストックイラストとがま口製作の記録です。

津に行ってきました

所用で、5年ぶりくらいに三重県の津市に行ってきました。津市には5年ほど住んでいたことがあり、思い出深い街です。

あちこちに行きたい場所があり、久しぶりに食べたいものも沢山あり…でしたが、用事を済ます間をぬってのことなので、今回はぐっと目的をしぼって、以前お世話になった大家さんに会いに行くのと、臼井織布に行くことだけは達成しよう、と決めていました。大家さんにご挨拶に行くと、思いがけず車で送ってくださることになり(ありがたい…)、高田本山参詣もでき、臼井織布訪問もできました。

高田本山(最近国宝になったんですね)の周囲は、古い町並みが残っていて、臼井織布も昔ながらの店構えです。京都のSOU・SOU伊勢木綿の生地を作っているとのことで、知ってはいて、その鮮やかな色合いにすごく惹かれていたものの、反物を買いにいくぞ!ぐらいの気持ちじゃないと行けないかなあ…としり込みして、結局住んでいたころには行けずじまいでした。

今回三重に行くことになって、改めて調べていたら、どうやら端切れも買えるみたい…?ということがわかり、訪れてみることにしました。

ドキドキしながら戸を開けると、帳場のかたと目があったので、「すみません…、見せてもらっていいですか?」と恐る恐る聞くと、どうぞー!と、展示されている商品を案内してくださいました。「がま口が作れるぐらいの端切れが欲しいのですが」と言うと、カットクロスセットを見せてもらえたほか、こちらにある反物なら50センチから切ってあげられるよ、がま口なら柄が細かいほうがいいよねえ、などなど親切に相談に乗ってくださいました。

その後、さんざん悩みぬき、購入したのがこれです。
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切ってもらっている間、なんと社長さんが、工場を案内してくださり、貴重な機械など見せてくださいました。家族と記念写真まで撮ってくださいました!一見さんなのに…いい体験をさせてもらいました。ありがとうございました。

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いただいたカタログです。また、訪れてみたい店でした。