レーシングミクさんに挑戦 その4
こんにちは。レーシングミク4回目。今回こそ、サクサク進みたいです…。
前回のカラーラフで、色々目についたところがあったので、線画ではその部分を直しました(ミクちゃんの顔の歪み、左側のツインテールの配置、スカートのプリーツ追加などなど)。また、カラーラフを見た家族からは、娘「目が小さいよ」夫「このお坊さんが持ってる棒みたいなのなんなん(大阪弁)」という意見が…(ううっ)。
このステッキ?、ラフではよくわからないまま描いていたのですが、元画像を見てもらったところ、車のシリンダーがモチーフということがわかりました(画力…(;^ω^))。その後、夫から一時間くらいシリンダーについて説明を受け、シリンダーの重要さを十分に理解したうえでペン入れに臨んだ次第です…(ちなみに、お坊さんの持っている棒は、「錫杖(しゃくじょう)」といって、修行僧が野山を巡業するときケモノなどから音で身を守るために使ったものだそうです…)。
…で、シリンダーの線画に3日かかりました(涙)。塗りも含めるとミクちゃんより時間かけてるよ~!!これでシリンダーに見えなかったらほんと泣く。
…と愚痴はおいといて、線画から色塗りに進んでしまった後に上記の修正をしようと思ったら、実際かなり面倒なので、カラーラフ描いといてよかったです。それと、もう一つ、カラーラフを下敷きに線画を描くことにより、もうすでに陰影がどの部分かわかっているから、引く線の強弱や墨だまりをどこにするかなどで迷いませんでした。線画がちょっと早く進められるかも。そこは大きな利点だと思いました。
線画が済んだら下塗りに進みます。と、ここで、またまたミクちゃんのツインテール部分でつまづきました。2018レーシングミクちゃんは、ツインテール部分が水色→エメラルドグリーン→黄緑のグラデーションになっています。
クリスタの通常のグラデーション機能だと、縦横斜めの直線的なグラデーションしかできないはず…。
こういう髪の毛の曲線的なグラデーションは、ツールを使わずに手で塗ってぼかすしかないかなあ…?と疑問に思っていたら、YouTubeのハシケンさんの講座で、クリスタの「等高線塗り」の説明がされていました。
なるほど~。これなら微妙なグラデーションもできますね。ハシケンさんのクリスタ講座の動画は、機能の説明に特化されてて、時間も短くまとめられているのでいいです。初心者が間違いやすいポイントにも説明があり、初めての機能を使う場合などに事前に予習したりするのに活用させてもらっています。
クリスタ等高線塗りやり方!グラデーションの自由な塗り方を覚えよう【CLIP STUDIO PAINT】
それにしても、等高線塗り、知らなかった~。クリスタは多機能なんで、まだまだよく使いこなせてないところも多いんだろうなと思います。
いきなり本番原稿で試すのは怖いので、試作してみました。
選択範囲を指定して、グラデーションにしたい色で線を引いてから、バケツ塗りすると、塗った曲線に合ったグラデーションを作ってくれます。便利!!
やっと下塗りまで終わりました。
う~ん、いまいちグラデーションの色がキレイに出てないけど…。そのあとの塗りで修正したらいけるかなあ。とりあえず次の段階にすすむことにしました。
今回も長い長い文をお読みいただき、ありがとうございました。次回こそは終わりたいです…。
ではではまた。
追記:先日、漫画家のまつもと泉さんの訃報を知りました。昔からずっと尊敬していた漫画家さんで…、いろいろ、考えさせられました。ご冥福をお祈りします。